“■煎茶
もっとも代表的な緑茶で、流通量の大部分を占めるのもこの煎茶です。
収穫した茶葉を蒸して揉んで荒茶を製造するという
もっとも基本的な製法でつくられたお茶のことを「煎茶」といいます。

玉露
新芽が開きはじめた頃に茶園をヨシズやワラで覆って
日光を当てないようにして育てた緑茶です。
こうすることで渋みが少なく旨味の豊かなお茶になります。

■かぶせ茶
玉露と基本的な製法は同じですが、
玉露よりもヨシズやワラで覆う期間の短いものをいいます。

■番茶
煎茶と基本的な製法は同じですが、
煎茶の規格から外れた大きく固めの葉などを原料としたものをいいます。
番茶の名は「番外茶」からきているとも、遅摘みのため「晩茶」が転じたとも、
番小屋で飲まれていた安いお茶からきているともいわれています。

■抹茶
玉露と同じように日光を当てずに育てたお茶を、
蒸した後揉まずにそのまま乾燥させてつくる「てん茶」を
出荷の直前に石臼で挽いたものです。

■ほうじ茶
番茶や煎茶などを強火で炒って香ばしくしたものです。
炒ることを焙(ほう)じるというため、ほうじ茶と呼ばれます。
苦みが少なくさっぱりとしています。
色は茶色をしていますが、立派な緑茶です。

■玄米茶
番茶や煎茶などに蒸してから炒った玄米(花と呼ばれます)を加えたお茶です。
玄米の香りがとても香ばしく、
他の緑茶に比べて茶葉の量が少ないため、カフェインも少ないのが特徴です。”
— 【今更聞けないシリーズ】緑茶の種類と違いって? | TuiTui (via itokonnyaku)
出典: itokonnyaku